
| SFにゲームにと、理系デジタル世代劇団の名を欲しいままにしてきたヨーロッパ企画ですが、ふと初心に帰って周りを見渡すと、古都・京都に住んでいました。心霊スポットのメッカじゃん! というわけで、この企画は、オカルトを積極的に肯定していくスタンスで、京都の心霊スポットに足を運び、怖がったりして霊の出そうな感じを高めつつ、ついにはデジカメで霊を捕らえてしまおうという、エポックメイキングな心霊ツアードキュメントです。 |
| そろそろバシッとキャプチャリングしたい第三夜は、毎回スポットの先頭を歩く造形スタッフ・丹原の案内のもと、暴走族の峠攻めのメッカ・宇治川ラインへ行ってみることに。ここは「首なしライダー」が現れることで、バイク乗りの間では有名なスポットである。ちなみに丹原自身も、過去にこの宇治川ラインをバイクで走行中、不可解な事故に遭遇しており、個人的にも因縁のある場所だそうで……。 |

| 【参加メンバー】 | ||||||||||
石田 |
本多 |
山脇 |
伊藤 |
永野 |
西村 |
諏訪 |
松田 |
酒井 |
丹原(造形スタッフ) |
吉永(制作スタッフ) |
■宇治市内
諏:えっ? これってもうカメラ撮ってんの? 永:……(脅かすように)あたりまえだろ! 諏:うわあ(笑)。始まるとか言えよー。 永:ゴーストキャプチャーズ始まります。今回も体張ってロケしたいと思います。 酒:いつ死んでもおかしくないからな……。 石:「地獄行きツアー」でしょう?これは。 永:えっ? 石:これは、地獄に行ってしまうツアーなんでしょう? 永:……文字どおりそうならなければいいけどなあ! 石:あははは(笑)。 伊:あの今回始めて来たんだけどほんとに怖いの? 永:あっ! 伊藤紘介。 諏:おっ! なんか珍しいキャラが居るね。 酒:今回初めてですね。
永:えー。あのですね。今日はですね、首なしライダーが出るというね……。 |
|||
■宇治川ライン
丹:今から鳥居を抜けます。 永:おっ! 鳥居をくぐり抜ける。 諏:車ごと通り抜けるということは……えーっと、あの……別になんにもないよ。 永:なんもないの(笑)。なんかに例えてくれるのかと思った。
諏:怖い! ちょっと……。 永:道がうねってる……車酔いしそうな。 丹:昔、モトクロスしてたときよく通っててん。 永:バイクで。 諏:ちょっと、このカーブ道ひどいな……あっ! 前から車来た! 永:おっ! 車……ああ……、首のあるドライバーが通りました。 諏:首なしドライバーじゃなかった?
永:んっ! これやばい、あれは暴走族だ。 諏:暴走族だから! はしゃいでたらやばいっ! 永:やばい、やばい。 全員:うわー!
酒:うおっ! 諏:ちょっ! ちょっ! ちょっと! 永:これ、暴走族が怖いわ〜。 諏:なんだこれは? 丹:走り屋スポットでもある。 伊:首なしライダーよりあいつらの方が怖いんじゃない? 西:今日はスリリングですね。 諏:今日は非常にね。
永:おっ、ちょっと、首切れるよ、酒井! サンルーフから頭出してたら。 諏:酒井の首がバッーっ切れて、バシッと首なしライダーの頭になって、 代わりに酒井がライダーになってダッーってどこかに行ってしまうよ。 皆:(笑) 永:そんな奇妙なことがおこってしまうの(笑)。 諏:酒井の首がライダーとダイレクトにくっついて。 酒:いやいや。(笑) 諏:ライダーが代わりにここに乗って、酒井はバイクでどこかへ行ってしまう。 酒:ライダーが仲間になるの? (笑) 諏:ライダー、ヨーロッパ企画入り。 酒:ライダー、すごいな。
本:あっ! 後ろ! 来た! 全員:うわー! 永:えっ? また来た? 諏:星がきれいなのにまた来た! 永:ヤバイ! 追手が来たよ! 追手が! 諏:やばい! めちゃめちゃ来てる! 永:捕まっちゃったらきっとボコボコにされる! 本:やばい! やばい! 来てる来てる! 永:不良がいっぱい! 諏:首なしライダーじゃないの? 本:首なしライダーの大群! 永:勘弁してくれよー! 諏:首なし暴走族がいっぱい来たー! 全員:キャー! 永:やべぇーな……ここ今までの中で一番怖いんだけど……ちょっと……これ、ほんとに険しい道だな。
諏:あっ! 人だ! |
| ■謎の事故現場 |
||||||
永:え? ここどこですか? 丹:たぶん昔、俺が事故ったところ。俺のライディングテクニックやったら、絶対こけるような場所じゃないのに、何故かいきなり前輪がジャーって滑り出して。 永:「俺のライディングテクニックやったら」(笑)。 石:えっ、ここがそうなんですか? 丹:ここや。たぶんここや。それがめちゃくちゃ怖くて。バイクごと流されてドンって看板にぶつかって、それに「この場所で死亡事故がありました」って書いてあって、鳥肌立って。 永:うわあ。 酒:その例の看板は見当たらないですね。 丹:小さい木のふだみたいな感じ。 伊:ちょっと降りてみましょうか。
伊:あっ! なんか臭い!
|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|||||
| ■火の玉 丹:(運転しながら)ほんまさっき怖かった。
丹:あ、それ多分俺や。 |
||
■神社
永:わわわっ。またなんか妙な所だよ。
本:(よろめいて)うわっ! 諏:ひっかかってる(笑)。張ってあるロープに足が(笑)。 石:さっきから本多さんやらかしてますね。 |
||||
酒:七百余段。 永:704段。 酒:いや、700と余りの「余」です。 永:(笑) 山:700とちょっとあるんだ。 酒:めちゃくちゃ凄いってことですね。 永:じゃ、登りますか? 諏:登る元気ある? 元気ない。
永:これはもう登り始めたね。 諏:なんかこれって、心霊というよりしんどいやつじゃんか。トレーニングの企画になってきてない? 永:ただ、夜に来るところじゃないなっていうのはわるけどね。 本:これはもうね。 行きましょう。 諏:行こう! 本:行きましょう! 永:もう、行くしかない。 勇気ある者が現われたよ。 諏:ちょっと、 これ道複雑よ。 パンちぎって進まないと、迷うよ。 本:でも、暗くてパン見えないけどね。(笑)
本:もう、諏訪さんが手すりを持たなきゃ登れなくなってる。(笑) 諏:正直、疲れた。今何段だろうって思いながら。 本:どんどん行きましょう。 永:おっ、本多くん頼もしいね。我々を引っ張ってくれてるね。 諏:さすが、寺の息子。(息切れしてる) 永:おっ! これはなんだ? |
![]() |
|||
永:(読んで)「今年も立木の観音さまに守られ幸福」 石:ここいい所じゃん。 西:(疲れて)もう無理や。 諏:今、何段ぐらいまできたか知りたいな。100段来てなかったら俺は、リタイヤする。 伊:70ぐらいじゃない。 永:100は来てない気がするね。 丹:もうだから700まで行けって。 永:えー。700? 諏:うーん。 山:ヤダなあー。 諏:ダイエット企画しに来たんじゃないんだから。 永:そんなことも言いながらね,ずんずん登っていっていますけれども。 |
||||
| 本:(また絶叫)うわっ! 全員:うわっ! 永:イッテっ!(足踏まれて) 本:ごめんなさい。ごめんなさい。灯篭が人に見えて。 永:めちゃくちゃ痛かった。 本:あぁー、怖かった。アゴ外れかけたあー。 伊:びっくりしたよ。 諏:伊藤の手がビシッて当たってきた(笑)。 伊:足元が見えない。
|
![]() |
|||
諏:肝試しして帰ろうか。
|
||||
| 永:クタクタですよ。 諏:今回こそは撮れてるはずだ。 石:もうね、一回、二回目のってはっきり言って写ってなかったでしょう。 酒:まあね(笑)。 石:こじつけでしょう。 永:こじつけてなんぼみたいなところあったからね(笑)。 酒:ありましたね(笑)。 上:僕も不信感がありました。このコーナーに。 永:そう思ってたんだ(笑)。 諏:今回は撮れてます。 石:今までで一番、怖かったもん。 諏:雰囲気が違ったもんね。 永:もうね、絶対、写ってるはずだよね。 酒:観てみましょう。 |
|
![]() |
|
| 永:これ移動中だよね。 諏:運転手は丹原。ほら、もう、怖い。鏡に写ってるから。 石:とりあえず、この鏡ですね。 永:丹原さんが今回、エスコートしてくれた。 酒:うわっ! なにこれ? |
|
![]() |
|
| 石:やばい、やばい。 山:丹原さんの後ろに。 酒:後ろに顔が写ってる。 諏:あれ? 石:え? なにこれ?(笑) 永:これ、誰だかわかんなくない? 上:サンボマスター的な。 全員:(笑) 石:うわっ。これ、死神ですかね。これ? 酒:メガネしてる。 諏:出っ歯だね。石田みたい(笑)。 酒:けど諏訪さんみたいな……(笑)。 諏:丸さからすると俺なんだけど 酒:丸さとメガネは諏訪さんですよね(笑)。 上:これはもう、諏訪さんでいいですか? 石:そこに座ってたのは誰ですか?僕かな? 酒:真ん中ら辺? 本:でも、そこ死角だから誰も座ってないじゃないかな? 石:え? 諏:本多くん、それはちょっと、強引過ぎるんじゃないかな?(笑) 石:(笑)死神に持っていく気だ。 諏:でも、俺こんな出っ歯じゃないからな。 石:これは、諏訪さんですかね? 僕ですかね? 諏:いや、どっちでもない。霊だよ。 上:まぁ、今回も霊は写ってなかったということで…… 全員:いやいや(笑)。 永:まだ一枚目だよ。 |
![]() |
|
| 永:これは、なんかデジタル的なキャラがいるね(笑)。 石:これは気になりますね(笑)。 |
|
![]() |
|
| 上:オポスにそっくりなんですよ。 永:え? なにそれ? 上:僕が昔、作ってたゲームのキャラに似てるですよ。 永:知らないんですけど(笑)。 石:名前付けてたんだ(笑)。 上:僕のゲームコーナーにいるんですよ。あまり人気がないんですけど(笑)。 石:オポス、TBSのキャラに似てる。 酒:他、なにか写ってないですか? 永:やっぱり、デジタルなだけあって目立つんだよな。 上:エンディングで手を振るんですよ。 永:なんだか、オポスがここから作者にお礼を言ってる感じがするね。 諏:なんで、上田の作ったキャラが霊になって写ってるんだよ(笑)。 酒:僕らの行った現場に(笑)。 石:なんでそんな名前付けたの? 上:それはホームページ参照ということで(笑)。 酒:自分のコーナー見て欲しいってことですね。 諏:もう終わってるけど。 |
![]() |
| 永:あれ? これは、「一反もめん」ですか? 上:28フィートありますか? 諏:小さいね。 |
![]() |
|
石:え? 一反もめん。妖怪がいるんですか?(笑) |
![]() |
| 石:ぬりかべもいるんですか?(笑) 永:真横になって気を付けしてる。 酒:これは明らかに石碑じゃないですか(笑)。 上:これは、ぬりかべですよ。 永:妖怪の登場は今回始めてですよね。 上:「ぬりかべ」と「いったんもめん」有名妖怪が登場しましたよね。 |
![]() |
| 永:オーブが綺麗に見えてきましたよね。 石:キラキラしてますね。 酒:幻想的ですらありますよね。 上:あの、ちょっと。 永:なに? 上:今さっき酒井が『幻想的ですらありますよね』って言ったんですけど。それ僕が第一回の時にコメントしたセリフと全くいっしょなんです。 全員:(笑) 酒:すいません。 諏:見事にパクリましたね。 上:霊の仕業。 諏:酒井の霊の仕業だ(笑)。 酒:偶然、言っちゃっただけじゃないですか。 石:酒井が好きそうなセリフだもんな。 諏:メモしてていつか言おうと準備して、今、言ったんだ(笑)。 石:第三回で言おうとしてたんだ(笑)。 酒:そんな、作為はなかったですよ。 上:ちょっと、ここでオーブについて仮説を立てていいですか? 永:え? なにか気がついたの? 上:あの、ヨーロッパのカメラが汚いんじゃないですか? 永:でも、オーブが写ってない写真もいっぱいあるからね。 諏:違うね。 上:そうですか。 石:フラッシュ焚いたらチカチカするんですよ。それじゃないかなと思うんですよ。 永:それがオーブを照らしてるチカチカなんですよ。 |
![]() |
| 諏:似たような写真だが……。 石:これ、ヤバイ。 酒:この顔はヤバイ。 山:怖い。 諏:誰の顔だろう? ズームしてみて。 |
![]() |
| 全員:(悲鳴) 永:黒いね。 諏:人間の肌にしては黒すぎるだろう? 永:ちびくろサンボみたいな。 上:唇がアフリカの感じですよね。 永:(ミラーと照らし合わせると)ここに居るはずのこいつがいなくならない? 酒:いない! 上:え。そいつがそこじゃないですか? 永:いる(笑)。 石:霊じゃなかった(笑)。 諏:いやいや、霊じゃなかっていう流れはまずいよ(笑)。 永:霊はいます。 |
![]() |
| 諏:このオーブ崩れかかってる。 酒:生まれてるんですよ。 石:なにが? 諏:どういうこと? 永:(笑)なにが生まれるって? 酒:えっ!こう、丸からこう崩れて新たな霊が生まれてくる訳ですよ。 諏:え? 幻想的な?(笑) 酒:そういうことだったでしょう オーブっていうのは。 上:そういう説をもってるわけね。 酒:え? 僕ら割とそういう説で話し進めてきてませんでしたったけ? |
|
(次々見ていってる) 永:霊出てこないな。 |
| とうとう本音がこぼれた第3夜。 霊は本当にいるのかどうなのか。これまでキャプチャーした霊現象はただのカメラ技術だけの問題なのか。果たしてこのままツアーを続けていいのか。霊を積極的に肯定していく姿勢に早くも限界が!? 今回、永野の一言によって根本的な問題をつきつけられたゴーストキャプチャーズ。いかにしてこの壁を乗り切るのか、次回を待て! |
| 今回キャプチャーした霊たち |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |